後頭部が痛い場合には緊張性頭痛が考えられますが、
他にも考えられる病気があります。
後頭神経痛や副鼻腔炎は緊急性は無いようですが、
くも膜下出血の場合は、すぐ医療機関に受診することが
必要でしょう。
①後頭神経痛
電気が走るようなビリっとした痛みが後頭部に走り、
数日から数週間続く。自然に治る場合があるが、
痛みが強く、長く続く場合には鎮痛剤を使用する。
②副鼻腔炎
鼻とつながっている副鼻腔という空洞に細菌が感染し、
そこに膿がたまったり粘膜が腫れる病気。副鼻腔炎を
起こすと、近くにある三叉神経を刺激するので、
前頭部通や後頭部通が起こる。
③くも膜下出血
後頭部を強く殴られるような痛みが起こる。
発症してすぐは、手足の麻痺は起きない。
嘔吐や意識障害を伴い、緊急に対処しなければ命の危険が
ある。頭部CTや髄液検査で診断をする。
(6月2日、13日、21日、28日、7月5日、11日、
19日、26日、8月3日にも関連するコラムがあります。
ぜひ、ご覧ください)
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